が、もう一つ印刷手段があります。
それが熱転写プリントです。
一般にアイロンプリントと呼ばれてますね。
すごく簡単に説明すると、転写シートというものに絵柄を印刷して、はがしてＴシャツにアイロンの熱で貼り付ける、って感じです。
インクをスクリーンで印刷したものの方が格段に耐久性が高いですが、
・製版などの初期費用がかからない
・転写なので色数が増えることによる手間の増加が無い
の2点が魅力です。
今までスクリーン印刷のスキルを高める事にのみ力を注いできていますが、ふと熱転写もやってみようと思い立ち先ほど作ってみました。
テキトーに選んだ、というか自分用なので選んだ絵柄はコレ
ULTIMATE BREAKS & BEATS #13
Photoshopで少し色を調整したら、カラーレーザープリンタ用の転写シートに印刷します。
コレ結構な値段します。。。
印刷した絵柄をTシャツの上に絶対曲がらないように細心の注意を払いながらセットしてアイロンプレスをかけます。
Tシャツにだけくっつくようにシリコン紙を間に噛ませて
１３０度で３０秒間、圧力を強めに設定して
できあがり！
しかしコレは「明らかに」って感じが出てしまってなんか嫌でした。
しかも少し着てみたところ、プリント部分が全く空気を通さないため、そこだけ異様に汗が。。。
ではもう一枚。もうちょっと手をかけて～
ということで、欲しい部分だけをデザインカッターというカッターで切り抜いてから圧着してみます。
.コレは結構細かい作業です。
そして先程と同じ工程をこなすと～
なかなかナイス！デージ上等！
と、こんな感じのものが出来上がりました。
ちなみにUBBはBLAXTOYZさんやBBPさんがちゃんとオフィシャルでやってますし、今回と同じような手法でディスクユニオンさんも（多分ブートでしょうが）やってるようなので、このTシャツをソウルファクトリーで販売するつもりはありません。
ただ、このブログを読んでくれている人の中で、自分用一枚だけ（じゃなくてもいいけど）この方法で作って欲しいモノがある！という人がいたらメール下さい。
ボディー代＋材料費等１５００円＋１０００円位で作ります。
写真とか色数が多い絵柄に向いています。
なお、しょぼいボディーには印刷しませんので、ボディー代は１５００円前後を考えておいて下さい。
あと、データの状態が悪い場合、加工が必要な場合は、その修正に費用が発生します。
使っている転写シートもプリンターもアイロンプレス機もプロ用なので、家庭で出来るレベルとはかなり違います。
が、後学のためにしばらく着込んで、洗濯への耐性の確認をして、良くてもダメでもこのブログで報告しますので、それから検討でも遅くないと思います。
お問合わせのみも歓迎いたします。
ではまた。
