2023/12/07

FRONT DOOR (DJ DENKA's Re-Vist Mix) 発売!(&公開)

SNS等色んな場所で告知しているためどうしてもブログは遅くなってしまいます。

改めて。

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ARTIST : GORIKI

TITLE : FRONT DOOR (DJ DENKA's Re-Visit Mix)

Remixed and Scratched by DJ Denka

Mixed by The Anticipation Illicit Tsuboi at RDS Toritsudai

Mastered by Rick Essig at REM Sound, New Jersey


GORIKIが今年5月に公開し好事達を歓喜させたカムバック作"FRONT DOOR"を、元LUNCH TIME SPEAXのDJ/プロデューサー"DJ DENKA"がリミックス。 

多くのヘッズが待ち望んでいた「DJ DENKAの2023年ブランニューBEAT」は、進化を遂げたプロダクションセンスとスキルが余すところなく発揮されたウルトラスーパーヘビーウェイトHIP HOP!それに喰らったGORIKIも自身を漲らせ無い毛を逆立て、よりハードでタイトなマイク捌きでバースを再録。 

ポップであろうと自称BOOM BAPであろうと、巷に溢れ返る有象無象のサウンドを一撃でペシャンコに押し潰す、正真正銘のHARDCOREチューンをお宅の玄関前にお届け。居留守厳禁。

スクラッチももちろん衰え知らずのDJ DENKA! ミックスはもちろん鬼神イリシットツボイ! 

JISマーク以上のGuaranteeeee!

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何よりDJ DENKAと一緒に曲作れて最高でした!

これは我々二人の一致した考えでもあるのですが、一番聴いて欲しいのはここでwavかaiffでダウンロードしたファイルです。

もちろんCDよりも上。

しばらく先に出るであろうバイナルよりも上。

ただしバイナルは盤になったことによるマジックがかかる場合があるのでそこはまた別の話になります。。。

コレがマスター、本物です。


↑の試聴やその他ストリーミング/ダウンロードサービスでの再生は試聴ファイルレベルです。
極端な話↑でMP3ダウンロードした方が音いいです。
でも一応リンクを。

 

↑や、この先公開されるMUSIC VIDEOはあくまでプロモーション用素材なのでご理解の程よろしくです。
性格悪いこといいますが、コレらで聴いた上で「聴きましたよ!」とか言われても「ありがとう」とは言いません(笑。


MVは一度完成したのですがどうしても撮り直したくなってしまって、明日夜再度撮影の予定。
年内、できればクリスマス前に公開したいと考えています。

それに先立ちRECORDING風景をyoutubeにアップしました。
こんなイナたい様子普通公開しないでしょうが、「タマの裏まで見せてやるよ!」というノリで。

 

実際は準備〜片付けで3時間少々かかっているところを4分で。

では、本物をお買い上げの上爆音でお楽しみ下さい!

2023/12/02

FRONT DOOR アンオフィシャルREMIX by 栗田 (100% PURE MIX) & 訪問営業の話

"X"で相互フォローしている「栗田」さんというビートメイカー方が"FRONT DOOR"のリミックスを作ってくれました。
ありがとうございます!!
 
この意外性が「勝手にリミックス」の面白さ♪
※事前了承してるけど事前チェックはしていない
Freeeeeesh!
皆様是非!


この方は他にも

 

   



 

等々、興味深い内容のビートをアップされてます。
繰り返しますが皆様是非。

そして以前の投稿でリリックを

とお褒めいただいたところで調子に乗って、この部分についてのお話。

以前

と言ったのはその通りですが、コレは「通るお宅の表玄関」。
FRONT DOORは「玄関前立った」。
ちょっとズレが。

ま、微差は一旦置いといて、話は2004-5年に遡ります。

当時自分のラップが好きでなくなったり、音楽業界(?)でやっていくのに必要な音楽以外の素養も欠如していると明確に認識したり、プライベートで色々あったりで、「一旦この界隈を離れて他で稼げる何かを作ろう」という決心を固め、必要と思われる人達に挨拶をしました。29歳になる直前。

そして会社員になったのですが、就いた仕事は訪問営業。売っていたのはマンション。
というかマンション販売会社に就職したら訪問営業をやらされた、という方が正確か。

髭を剃り髪を伸ばしスーツを着て(本当に本当に嫌だった。。。)「コレで成功しなかったらオレの人生終わり」位の気合いで臨みました。

新入社員は全員売れていない物件の「飛び込み部隊」からスタートして、週6日朝9時から夜9時までひたすらピンポン&ノック。成果が出てなければ深夜まで。
そこで成果を出しつつ交渉の腕を認められると役職が上がって、自ら訪れたお客さんの接客、または放っておいても人がどんどん来る都心人気エリアの物件を担当させてもらえるようになる。という仕組み。

入社当時上司からいつも言われていたのは「仲良くなって家に上がれ!」。
もちろん
・話すべきこと
・聞くべきこと
は詳細にマニュアルというかノウハウがあるのですがここでは割愛。

知らない人の家をいきなり訪ねて人生最大金額の買い物をしてもらう。
安くて2500万、高くて5000万位?
人に話すと「信じられない!」「普通に怖いし!」って言われますが、可能なんです。
深夜0時前に訪問した独身の男性に2部屋(合計5800万!)買ってもらったこともあります。
その他当時起こった面白いエピソードが多々ありますがこれも長くなるのでまたいつかどこかで。

で、人として(何となくでも)信用してもらって家にあげてもらう。
話を聞く気になってもらう。自分の素性や考えを話してもらう。
もちろん相性もありますが、
・自分の振る舞い
・相手の様子を察知してその人が心地良いようにアジャストする
↑これが上手くできるようになると自然と心を開いてくれるようになる。
そして最後にはマンション買ってくれる。
その上で一番大事なのは「気の持ちよう」つまり気持ち。

ビビらない!
相手は迷惑なんじゃないか?
なんて考えず(考えてないフリして)突っ込む。
怒られたらちゃんと謝る。
でもそれで凹まず気を取り直して隣のドアをテンション高めでノック!

折れない気持ちをキープするのも、やり方を学んで自分のモノにするのも、結局は気合いです。

タイトルを"FRONT DOOR"にしようと決めた時にそんなことを思い出して出てきたラインがコレだった。って話。

まさか今から「ラップで何かを成す」なんて微塵も考えてないし、島暮らしが長くてユルユルだし。つまり人間的に大きく変化していて、どんなことをラップするかもそれに応じたものになるのは当然なわけです。

ただあの頃やるつもりで出来なかったソロを此の期に及んでやるのであれば、まずは当時期待してくれてた人達に対して、彼らがまだ待っているのかどうかは別として自分なりの落とし前を付けないと、という考えで当時のGORIKIの延長線上の作品であることを意識しました。

この先どういうものが出てくるのかは自分でも分かりません。
色んなことができるタイプじゃないから変わらない可能性が高いけど。


今年は"FRONT DOOR"1曲で終わりです。
来年はもっとペースを上げて、、、なんて考えてません。
世はどうあれ自分は一曲一曲大切に慎重にしっかり作り込んで、納得いくものが出来たら皆さんにお聴かせします。

あと、バイナルはまだ先になりそう。
自称本気のバイナル好きなんで、本気でいい音のものしか作りたくない。
もしかすると今の時代では無理なのかもしれない。


さらに余談は続きますがFRONT DOORってタイトル、元々はMain SourceのLooking At~とは全く関係が無くて、あのフレーズで擦ってるのもツボイさんの独断(笑。
「あー、ちょっとニュアンス違うんだけどカッコいいからいいか」
と思ってたら、それを受けてJUN君がMVであのジャケオマージュをやって。
それも「人にこうやって弄ってもらうのも悪くないね〜」という感じでNG出さず(笑。
ちなみにLooking At~は、いつも彼女とケンカばかりしていてオレはもう出て行きたい。。。それで玄関を見てる。
という内容の曲です。
豆知識ね。

話が散らかってしまいましたが最後まで読んでくれた人がいたらありがとう。
また。