2021/12/14

レコーディングシステム

ご無沙汰です。

最近はレコーディングシステム構築に腐心しておりました。

最終的にはフルアナログ録音を目指している(というか憧れてる)のですが、当面はPRO TOOLSにお世話になります。

そのPRO TOOLSに音を録る前の段階で、より自分好みの音にしたい、という目的を持って色々と物色しつつ、多くない予算の中で数年かけて失敗したりグレードアップしたりしながら楽しんでます。

時代が時代なんでデータを送ってミックスとマスタリングはプロにお願いすることが可能で、クオリティー、時間、そして最終的なコスト的にもその方が断然賢く効率的なことは重々承知してますが、せっかく自由な時間が多い身で、「リリースしないと」というプレッシャーも皆無なので、遠回りでも自分でチャレンジしてみようと。

あとコレは私がイケてないだけなんでしょうが、PRO TOOLSの中で色々プラグイン差してMIXしていく作業が中々上手くいかない、そしてその行為が自分的にどうもしっくり来ない。

SERATOがしっくりこなかったのと似た感覚?

もしかすると実機で経験積んだらそれも解決するかも。いや、しないかも。


だいぶ前からマイクプリアンプとコンプレッサーは宅録レベルの物を持っていたのですが、この度一応スタジオクオリティーと言っていいのかな?新品価格で30万超えの1980年代のプリアンプ+真空管コンプレッサーとパラメトリックEQを中古でゲットして、それらをインサートケーブルで並列に接続することに成功しました。

色々と不具合があって、ケーブルを特注したり、機材屋さんにメールで教えてもらいながら天板を外して部品を差し替えたりとか結構苦労したので、達成感のようなものを感じてこの記事を書いております。


2ch分です。

これでプリアンプ、コンプ、EQ、ディレイ(前回記事のKORG SDD-2000。今の所サンプラーとしては使っていません(笑)。)が揃ったので、あとは曲作るだけ。。。と言ってもしばらくは使い方の研究をする日々ですが。

触ったり疎遠になったりを繰り返していた2000XLにも、気付けば「コレはイケてるのでは?」というビートが10曲以上溜まってきたので、それらをブラッシュアップしつついい音で録る努力をしていきます。

自分でラップすることについてはこれまで同様全くもってモチベーションが無いのですが、念の為コンデンサーマイクのクオリティーも上げておきました。


ちゃんとしたスタジオに入ったことのある人ならご存知かと思いますが、ボーカルRECの定番"NEUMANN87"、と同じメーカーの最下位機種です。コレはスタジオクオリティーではないですね。。。ベンツで言うとAクラスみたいな位置付け?十分高いけど。

以前から所有しているロシア製のマイクも気に入ってるので、状況に応じてって感じですね。

その他にもちょこちょこ「無用の長物になるかも知れない」機材を集めてるので、それらも可能であれば使いこなしつつ自分的最高傑作を目指して日々勤しんでいきたいと考えております。


ではまた。