2017/12/06

東京雑感(2)

その銀座SUKI BARでのパーティー楽しかった、
他のDJ達のプレイすごく良かった、
さすがみんなプロ!
そして友達もぼちぼち来てくれて嬉しかった。

って話はこの位で。

改めて、皆さんありがとうございました。

レコードはずっと買ってるし、
聴きまくってるし仕込んでるし、
いつ何時誰のオファーでも
話を聞くつもりではいますが、
「やらせてやらせて!」って
スタンスではありません。

ラップも一緒です。

「やりたい!」って人沢山居そうだから
そういう熱心な人の席奪おうって気もないし、
やるとなるとサクッとバッグにレコード詰めて〜
ってことができないタチで
準備にかなりの時間と労力を使ってしまうので、
特に強くお求めいただいたオファーだけを
受けようかな、と考えています。

前回書いたことと違うこと言ってるね。。。

そんなスタンスでいたら
今年結果的にお呼ばれしたのは
今回含め2件だけ、、、

人気無い!

そんな感じでちょうどいいです。

決してお高くとまってる訳ではなく
自分の「やりたい」度合いが低めなので、
だからこそ売り込みや安売りを一切せず、
少ない仕事を一本一本大切に
全精力を注ぎ込んでやっていきたいです。

定期的にやればおのずと腕が磨かれ、
より高いレベルのものをお見せできるように
なることももちろん承知してますが、
それを求める人は是非是非!
今第一線でやってる人達の
パフォーマンスを観に行って下さい!

で、今回の帰京の目的はそのDJが一つ、
それから祖母がもう長くないので顔を見せたかった、
親父にも10年以上会ってなかったので会いたかった、
他にもいくつか予定があったのですが、
自分的に気合い入れていたことの一つが柔術。

あ、柔術の話は長くなるし
興味が無い人も多いと思うので別エントリーで。。。

今日はばあちゃんと親父の話を。
コレも興味無い人が多いか、、、
そんな事言ったらこのブログ自体、、、

うちのばあちゃんは98歳です。
スゴい!
横浜市営地下鉄の阪東橋という駅から
結構歩いたところにある老人ホーム
みたいなところに居ます。

もうすっかりボケてしまっていて、
息子であるウチの親父のことも
自分の弟と勘違いしている、
という話を聞いていましたので、
私のことも分かってもらえない覚悟で会いに行きました。

案の定「誰だ!?」と何度も聞かれ、
こちらも何度も丁寧に説明しましたが
耳も遠くなっているのもあり
分かってもらえなかったです。。。
でも最後の方に「おねえちゃんいるか?」と聞かれ、
少し記憶が蘇りかけてるのがわかり嬉しかったですね。

今年3月頃に「余命3ヶ月」と宣告されていた割に
98歳とは思えない元気さで、
幼少期一緒に住んでいた頃と同じように
テレビに向かって悪態を付いている姿を見れ、
会いに行って良かったなーと思えました。
自己満足かも知れませんが。

そして施設の状況も雰囲気も良く、
職員の人達もいい人そうだったので、
それを確認できたことも良かったです。

ウチは私が23か24の時に離婚、
私は一応母親サイドというスタンスだったので、
父を含む父方の親戚にはほとんど会っていませんでした。

そしてその父は今年70になったのですが、
全く腰も曲がっておらず
活力がみなぎっている感じでビビりました。

本人にそれを言うと
「そうだろ!みんなに70には見えないって言われるよ!」
と得意げになってました。
ちなみに私の母と離婚後18才年下の女性と結婚、
女の子を授かりその後離婚、今は独身だそうです。
笑いながら言ってました。
昔から家族が呆れる位ポジティブな人だったのですが
相変わらずで安心しました。

まあ実際のところ祖母があんな状態で、
兄弟達は皆先に死んでしまい、
他に祖母の面倒を見る人がいないので
老け込むわけにはいかないのでしょう。

だた70なんていつ死んでもおかしくない年齢なので、
もしかすると今回会うのが最後になるかも
との覚悟はした上で会いました。

オレなんでこんなことブログで書いてるんだろう。

が、何が言いたいかと言うと、、、

いちいち人に言われたくないかも知れないけど
みんな親を大切にしましょうね。

色々な人がいて色々な考えがあって、
その価値観についてとやかく言われたくないでしょうが。

昔から他人様の親に対する考えを聞いたり態度を見て
「案外親を大切にしないんだな〜」と
感じることがしばしばあります。

もちろん「この人は親を大切にする人だな〜」と
感心させられる人も沢山いましたが。
それはいつも見習わなくてはと思ってきました。

親に感謝の気持ちを持っていない人なんて
ほぼいないと思いますし、
その表現の仕方も人それぞれでしょう。
なのでこんな話しても無意味かも知れません。

今の生活や友人や支えてくれている人達は
言うまでもなく大切ですが、
その自分が生を受けたのは親がいたからで、
例えば今40歳位の人は
人生の大半は「完全に」親の世話になってきたはずです。

いざ自分が親になってみて
将来年老いて弱ってきた時を想像してみると、、、

会いにも来てくれない、
優しい言葉の一つもかけてくれない、
そんな状態だったらどんな気持ちになるか。。

まあ親に限った話じゃないですけどね。

家族だろうと友達だろうと誰か人と接していれば
嫌なところが見えてしまって、
それがストレスになったりすることもあるでしょう。
そんな時は特に、、、

ここで私が「この人は親を大切にする人だな〜」
という印象を持っている人物の代表格、
MUROさんのリリックの一部を拝借します。

「誰がどこでいつ旅立つかなんて分かりゃしないこの人生」

色々忙しく厄介ごとも多く世知辛い世の中ですが、
後悔はできるだけ少なくしておきたいものです!

ウザい話に最後までお付き合いいただいた方、
大変失礼しました。
そしてありがとうございました。

皆様、そして皆様にとって大切な人達の
健康とご多幸をお祈りして締めさせていただきます。

おやすみなさい。良い夜を。