6年前の今日深いことは考えず東京に別れを告げ羽田空港から石垣島へ向かいました。
スカイマークの最終便で那覇まで、翌日の朝一の便で石垣空港に降り立ちました。
スカイマークの那覇-石垣航路はもう無くなっています。
石垣空港は今の場所ではなくて街中にあり、バスターミナルかと思ってしまうほど小さくそして古びた建物でした。結構好きでした。
写真はコチラ様から拝借。
もっと詳しい写真が載ってます。
多分毎年同じ日にブログで同じことを書いていて、内容は変わらず数字が変わるだけ。
ちょうど今日で石垣での生活が6年を経過したことになります。
色々な人に助けられた6年でした。
その人達に改めて感謝です。
本当にありがとうございます。
ソウルファクトリーの方はもう5年半やっていて「跳ねる」ことはまず無いと分かっていますので、今後も欲をかかず細く長くコツコツやっていくのみです。
話が逸れますが、先日大切にしていた財布が壊れて街のレザークラフト屋さんに修理に持って行きました。そこのご主人とは5年ほど前、ちょうど私がこの店を引き継いだ位のタイミングで少しだけ会話したことがあって、その時以来初めて話をしたのですが、引き継いで5年を過ぎたという事実に仰天していました。「よくあんな街外れの何も無い場所で!」と。そして私に家族もいて、島のTシャツ屋の組合にも入っていない事を知るとさらに仰天してました。
「潰れてないってこと以外何も無いですよ。」と返しましたが。
改めて先ほどの「細く長く」を心に刻むいいきっかけになる会話でした。
特にこのネット時代、ソウルファクトリーよりも印刷が上手く、納期も短く、値段が安い工場なんていくらでもあります。それでもご利用いただける限りベストを尽くす。そして現状に満足せず腕を上げ続ける。ごまかしや言い訳は絶対にしない。
このスタンスで5年やってきたので、この先も変わることはありません。
どうしても売上が立たず厳しいようなら他のバイトでもしながらリピーターさんの仕事だけはキッチリやるつもりです。
昔はもっとギラギラしててしょっちゅう大口叩いてた気がしますがすっかり変わりました。もしかすると「あいつは随分丸くなっちまった、、、」とガッカリする人もいるかも知れません。もしまだ角があるとしても基本表には出さないようにしてます。「そんなもん人に見せて何をアピりたいの?」と感じるので。
(その瞬間は確固たる信念なのかも知れないけど)思い付きで花火上げてばっかいると、だんだん自分で言ってることや行動の整合性が取れなくなり、それをごまかしたり言い訳したりと上塗りを繰り返してさらにわけが分からなくなっていく。そんな人をたくさん見て「ああはならないようにしたい」と考えるようになりました。
ま、それで人生上手く運ぶ人もいると思いますし、みんなそれぞれのやり方で心地よく生きていけば問題無いのですが。
なんか最後わけのわからんことを書いてしまいましたが、島生活7年目も平和に暮らせればそれで上等、とだけ考えています。