2018/02/17

柔にして勝つ原理を人事百般のことにも応用

仕事がかなりパンパンな状態で、睡眠時間とトレーニングの時間を削ってさらに精神もすり減らしている最中ですが、こんな時に機材トラブルが起きかなりピンチな状況に陥っております。この状況を打破できるのかどうかも全く見えず、しかし締め切りは刻一刻と迫っています。

誰も助けてくれないし頭が疲れてきたので、一旦全く関係無いことをブログに投稿して落ち着きを取り戻そうと思います(笑。

私が愛好しているブラジリアン柔術という格闘技は、ご存知の方も多いかも知れませんが、1900年代初頭にアメリカ大陸を南下しながら柔道を広める活動(多くの異種格闘技戦的な試合含む)をしていた前田光世がブラジルにたどり着き、そこで出会ったガスタオン・グレイシーという地元の名士に請われ彼の息子達に柔道/柔術を教えたのが始まりだそうです。

前田光世は「コンデ・コマ」というブラジル名を名乗り後に帰化してますのでブラジル移民ということになりますね。同タイトルの漫画もありますね。

その前田光世は誰の指示でアメリカに渡ったのかと言えば嘉納治五郎先生。講道館柔道の創始者です。そして今の講道館柔道は全く違うものになっていますが、嘉納先生は元々武士の合戦における接近戦での護身・制圧・殺傷術である「柔術」を修めた人。講道館創始後も対打撃のために空手やボクシング、裸での組みのためにレスリングなどにも関心を持ち、実践的な打撃ありの練習のためにオープンフィンガーグローブのようなものを開発していたという話もあります。

ここから話したいことは尽きないですが各自本などを読んで調べていただくとして、つまりブラジリアン柔術の源流は嘉納治五郎先生ということになるわけです。



コレ近年私が生きていてテーマにしていることです。
真理ですね。
簡単なことではなくまだまだ心身の修行が必要ですが、昔を思い出してみるとだいぶ変わりました。
本当に色々なことに当てはめて考えることができます。
仮に相手が人間でなくても。

そのために相手をよく観察して感じそして察する、と。

たまに「ああゴウリキさんは格闘技やってるから体格いいんだ!」って言われますが答えは「NO」です。
私の身体付きは80%遺伝、10%筋トレ、10%柔術です。
生まれつき骨が太く骨格に幅と厚みがあるらしいです。
「ゴウリキ」はそのイメージから来たただの四股名です。

柔術に関してはまさに先ほどの嘉納先生の言葉の通り、タイミングとテコの原理を駆使され自分より20kg軽い人にボコボコにされています。