八重山地方は梅雨が明けたようです。
ここ半年位やたらと自衛隊のジープが街を走っているのを目にします。
突然ですが、以下「辺野古基金」HPより一部抜粋
「辺野古基金」は、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設の阻止を目的とした活動を支援しようというもので、新基地建設反対、オスプレイ配備撤回、米軍普天間基地の閉鎖・撤去などを求める「建白書」実現の運動の前進を図るため、物心両面からの支援を行い、「沖縄の未来を拓(ひら)く」ことを目的として設立。普天間飛行場の県外・国外移設を掲げる県政の側面支援に力を入れ、辺野古移設反対を国内外に発信する。
主な活動は、米政府と議会対策。米政府関係者や上下両院の議員へのロビー活動を後押し。シンポジウム開催も検討し、米国の有識者の理解を広める。
沖縄では昨年の名護市長選、知事選、衆院選の四小選挙区全てで新基地反対派が勝利。この結果を示し、「民主主義」の価値観を重視する米国で直接、建設に反対する地元の意思を伝える。
国内では、新聞への意見広告掲載のほか、パンフレット作成などで建設反対を訴える。全国の地方議会にも、政府に対応を改めることを求める決議などで意思を示すよう働き掛ける。
(抜粋終了)
という活動のために設立され、ニュースなどで目にした方も多いとは思いますが、
映画監督の宮崎駿氏をはじめ、
鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)、
佐藤優氏(元外務相主任分析官/作家)、
俳優の故菅原文太氏の妻・文子氏、
石川文洋氏(報道写真家)、
宮城篤実氏(前嘉手納町長)、
呉屋守将氏(金秀グループ会長)、
平良朝敬氏(かりゆしグループ最高経営責任者)、
長浜徳松氏(沖縄ハム総合食品会長)、
の9名の方が共同代表となり、県内、国内、そして米国への訴えを行うための資金の協力を募っています。
そして、石垣及び八重山でこの辺野古基金への協力を求めているのは「辺野古新基地建設中止を求める八重山の会」で、同時に、防衛庁による石垣市内への陸自配備に向けた候補地調査への批判を表明しています。
ソウルファクトリーでは、この度「辺野古基金」への協力をさせていただきました。
何度か外食をガマンして、何枚かレコードをガマンすれば捻出できる程度の額ですが。
この基金への協力ができたのは、というより私が日々なんとか暮らせているのは、日頃ソウルファクトリーをご利用下さっている皆さんのお陰です。その大切なお金の一部の使い道なので、ここでご報告させていただきました。
この島では「政治的な考えを表に出さない方がいい」とよく言われます。この島に限った話ではないですね。特に商売を行う上では。その考えも理解できなくはないです。しかし、自分の信条を明らかにしてもしもそれが理由で仕事が減るならば、その分質素に暮らします。あまりに貧しくオムツ代すら足りないようであればアルバイトにでも行って補います。
原発問題や政府批判を取り上げるアーティストが多くなってきた時期に、「ただの売名行為じゃん」と言い放つ人物を目の当たりにして大変残念な気持ちになりました。
あるアーティストのファンは「彼らは一時期そういうことばっか唄うようになったから聴く気がしなくなった」と。
誰が何を考え何を発信してそれを他人がどう捉えるかは全て自由です。
戦争の無い世の中や豊かな自然を差し出す代わりに得られる金なら要らんわ。
というのが私の基本的な考えです。
しかし金は天下の回りもの、今まで得た金銭の中に私が「要らんわ」と考えるものが含まれている事も理解し、そして納得しています。今後もあるでしょう。
受け取るお金の性質について、自分の中で「ここまではアリ」「ここからはナシ」という線引きをしています。あくまで感覚的なものだし、今後その線の位置は変化するかも知れません。そして(特に個人事業主の場合)商売は結局人と人の繋がりが大きいので、明確に説明することは困難です。
こうした考えを過剰にアピールするつもりもありませんが、本当にそう考えているので、せめてこのブログくらいでは明らかにしておかないと自分の中で自分の行動の整合性が取れなくなってきます。
ということで、これを読んで「そんなソウルファクトリーだったら金使いたくなかったよ」と思った皆さん、騙しちゃったようでスミマセンでした。残りの皆さん、もしもまた機会があればよろしくどうぞ。
私にできることは少ないですが、少ないなりに何かやって行きたいと思っています。