2013/03/13

タイトな仕事

もう数日前の話ですが、3型分の版を焼いた後の話です。

まずは版の余ったスペースがもったいないからという理由で、その場の思い付きで作ったJBプロダクション。
























完全にピンボケしちゃってますが。
これは至ってシンプルな作業で伝わりやすい気がするので説明すると、
1. スキャンする
2. Photoshopで顔の部分だけ切り抜く
3. (写真を印刷するのに適した)ドッドで構成された絵に変換する
4. パスとしてイラストレーターに書き出す
5. 製版→印刷を想定してドットの有無・大きさ・位置を一つ一つ調整する
6.  (文字要素)オリジナルに近いフォントで入力し、オリジナルの上に透明度を付けて配置
7. ペンツールでクセや歪みをトレースする

という流れで版を作れるところまで行きます。
5.が非常に時間がかかるとともに、そのプリントの印象を決定する重要な要素になるので気合い入れつつ慎重にやります。

それでも結局印刷してみたら気に入らない、もしくはしばらくしてからやっぱり嫌になるってこともあるんですが、とりあえず刷ってみたのがコレ。

























コレはグレー。
生地が真っ直ぐでない状態で携帯カメラで撮影した写真なんで伝わりにくいと思いますが、個人的には気に入ってます。

今回は大人の小さめプリント。
文字TOPから文字ボトムまで確か18cm位。
撮影ボディーはMサイズです。
適当に他の色も刷ってみました。


イエロー、パープル、オフホワイト。
写真だと歪んで見えますが実物は我が仕事ながらバッチリです。

コレをどう完成させるかはまだ考えてません。
バックプリント入れるかとか。
ボディーの色、インクの色はどうするのかとか。

完成したらちゃんとしたカメラで撮って紹介させてもらいます!