2015/01/26

ザ・トオル展

ヨーロッパ選手権黒帯3位の実績を残す世界レベルの柔術家でパーソナルトレーナー、元プロシューターで画家、中山徹先生の個展「ザ・トオル展」が昨日から五反田のFOREST CAFEという場所で開催されています。

中山徹先生は自分の東京時代の柔術の師匠です。

ここからはタイトルの「ザ・トオル展」の話から逸れた長文になります。

私が柔術を始めたのは実は2003年だか2004年でした。PRIDE全盛期ですね。まさにブームに乗っかる形で。
当時働いていた場所が渋谷で、その頃懇意にしていただいてた"reversal.dogi.design.works"のデザイナー"コンドウコウジロウ"氏のオフィスと言うかお店に遊びに行った時に、「近くに柔術道場があるから入会したら」、と言われたのがキッカケでした。あとはヘベレケ柔道家でド変態の"酒のサクマ"からも「やりましょう先輩!」と煽られてましたね。
柔道出身の高名な柔術家の先生がメインインストラクターをされている「名門」と言われる道場でした。

入門直後に首のヘルニアを悪化させてしまったり、その頃にはじめた仕事がほとんど休みが無く、週に一回×3ヶ月位で辞めてしまったのですが、その道場で週に一回(今も忘れない水曜10:30から)だけクラスを持っていたのが中山徹先生で、当時は紫帯を巻いていらっしゃいました。

自分は(今も変わらず)「柔道」への憧れを強く持っていて、柔道でも実績を残して柔術でも茶帯(当時では日本でも少数)を巻く先生に教われるというのは、まさに願ったり叶ったりのはずだったのですが、私は中山先生のクラスが一番のお気に入りでした。と、言っても恐らくクラスに出たのは数回だったはずですが、、、

他の会員さんがどう感じていたのかは分かりませんが、インストラクションが突出して丁寧で、何より生徒一人一人に対して物凄く熱心な先生という印象でした。初心者はスパーリングの時に何をやっていいかわからず苦労するのですが、中山先生は自分が試合をしているかのように熱くなって指示を飛ばしてくれ、それが私にとって心地よかったんでしょうね。

その後道場へは行けなくなり、髪を伸ばしてヒゲを剃り落しネクタイに首を絞められワイシャツの襟に首を極められたままストレスと共に暮らす日々を送っていたのですが、本当に偶然、中山先生と同じ駅を利用していて何度かバッタリお会いすることがありました。

何度かクラスに出ただけの大勢の生徒の中の一人だったのですが先生は私のことを覚えていてくれて、「またできる状況になったら柔術やりましょう!」と甲高い声を掛けてくれました。

今にして思えば偶然会ったのは何かの縁だったのかも知れません。

そこから4年位の月日が過ぎ、仕事の状況は変わっていなかったのですが柔術への想いが捨て切れずネットで色々な道場のHPを巡っていると、その中山先生がなんと黒帯になって自身の道場を五反田でオープンしたことを知り、「この先生の道場だったら週一回しか練習出来なくても入門したい!」と次の休みには五反田へ行って入会手続きをしました。

その半年後位には、ぶっちゃけ「もっと柔術の練習がしたくて」仕事を変え、2012年に石垣島へ移住するまで週に3〜4日程道場に通い、その道場が(この先も長いのでどうなるかわかりませんが)自分の柔術人生の礎を築いた場所になりました。他の生徒さんも、先生の人柄からかスゴくいい人が多く、最高に居心地のいい場所でしたね。本当にいい思い出です。

そして中山先生を尊敬していた点として大きいのが、もう40歳を越えているにも関わらず現役選手としての高い意識を持ち続け毎年世界選手権にチャレンジしていたことで、(もちろんレベルはだいぶ違いますが)自分も歳を理由に挑戦を止めちゃいけないと真面目に影響を受けてました。

そして、私の現在の柔術の師匠であり私を石垣島に導いてくれた恩人である渡辺直由先生と出会ったのも、間接的には中山先生のお陰ということになります。

実は一つだけ心残りがあって、(ご本人は気にされてないと思いますが)中山先生から青帯を授与された時に「紫帯もトオル先生から巻いていただくつもりです」と宣言したのですが、現状その約束は果たせそうにありません。。。

ここから本題に近付きます。

その中山先生が少し前に選手生命を脅かされる大怪我をされ、再起を目指すためリスクの大きな手術をされ、その後引き続き再起を目指してリハビリをしている状況です。

遠くで祈ることしかできないのですが、何かできないかな〜と思っていました。

そんな折、(自分は全く知らなかったのですが)中山先生は絵を描かれていると知り、その絵が非常に面白かったのでコチラから「先生の絵をTシャツにしませんか?」というオファーを出させてもらいました。

ソウルファクトリーからの提供という話で。

そこでTシャツにしたいという絵を出していただいたところ、なんと自分でも未知の領域である「7色プリント」という大プロジェクトに。

全て提供というのはさすがに難しく、結局お仕事をいただく形となってしまいましたが、、、

7色刷りのTシャツがどう出来上がっていくのかの工程をお見せできれば結構面白いとかなー思って写真を撮りながら印刷していくつもりだったのですが、ぶっちゃけテンパり過ぎて写真を撮ってる余裕がありませんでした。。。



コレが印刷スタートの時に撮った写真。
まあよく分からないでしょう。。
午後2時スタート。




コレが終わったあとに撮った写真。

写真はこれだけ。

刷り上がったTシャツにプレスアイロンをかけて、一枚一枚袋詰めをして、終わった時間が午前11時。
(途中一時間の食事休憩はありましたが)22時間ぶっ続けの死闘を繰り広げました。

助手を一人雇ったのですが当然フラフラになりながら手伝ってくれて、本当に申し訳ないことをしました、、、

まあ設備がもうちょっと整った工場ならそこまでの大仕事にはならないと思うんですが、、、

そして着る人からしてみたら割とどうでもいい話かも知れないですね、、、



コレは本チャン印刷の数日前にサンプルを印刷したあとの写真。
「清犬」というタイトルだそうです!

顔に余裕があります。

本チャン終わった後は死相が出てたと思います。

と、まあ、大変でしたアピールなのか、何が言いたいのか良くわからなくなってしまいましたが(笑)、トオル先生の絵は本当にパワフルでイカレてて面白いので、お時間を繰り合わせて観に行くことをオススメします♪

もしも私が刷ったTシャツを気に入ってゲットしていただけたらそれも嬉しいですが。

期間は2/8までで、それまで展示作品を変えながら最終日2/8の18:30からエンディングパーティーが行われ、そこでは全ての作品が一気に見れるそうです。

原画販売やポストカード、ミニ画集とかも用意されてるようですね。

通販可能か聞いてみて自分もゲットしたいと思ってます。

そして最後に大事なことをもう一つ。

何か運動したいな〜と思ってる人、街で変なヤツにからまれたらどうしようと不安な人、格闘技を「観る」のが好きな人、ここから色々言いはじめるとまた長くなるから全て省きますが、柔術やりましょう!

非常に効率的な全身運動で、合理的な格闘技で、何よりこの上なく素晴らしいコミュニケーションツールです。

そして五反田一時間圏内に自宅か勤務先がある人はつべこべ言わずにトライフォース五反田へ!

遠い人は自分で探しましょう。

ではでは。